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建設

2007年8月23日

環状線トンネル工事、道路陥没で中止命令

地下鉄環状線のテロック・ブランガ工事現場で、トンネル工事が停止された。道路の一部(7メートル)が2車線にわたり20センチほど陥没したためで、建設業管理庁(BCA)が工事停止を命じた。
陸運庁(LTA)が調査を行い、問題ないと判断されるまで工事は停止される。
工事を行っているのは政府系セムコープ・エンジニアズ・アンド・コンストラクターズ。BCAは昨年も3回、テロック・ブランガ現場での工事停止を命じている。
今回の陥没についてLTAは、「深刻な事態ではない。トンネル上では土壌陥没は自然な現象。陥没が予想数値以内なら、一般に危険は及ばない」とした。
セムコープは、「既に必要な措置は講じた。これ以上、穴は発生しない」と自信を示した。同社は3億3,500万Sドル(約251億6,500万円)で、4つの駅舎建設工事を受注していた。
環状線は総延長33キロで、2010年に完成の予定。3年前、4人の犠牲者を出したニコル・ハイウエーにおけるトンネル崩壊事故をきっかけに、建設工事に対する安全基準が厳格化された。
シンガポール国立大学(NUS)土木学部のリョン・チュンファイ教授は、「テロク・ブランガの陥没は大きなものではないが、危険な事態の前兆」と真剣な対策を促した。

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