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政治

2007年8月21日

4校目の大学を設置、教育機会を提供

リー・シェンロン首相は8月19日の建国記念日演説で、より多くの国民に高等教育を受ける機会を提供するため、4校目の大学を設けると表明した。グローバル化による所得格差の拡大に対処したもので、教育水準が高ければそれだけ高賃金が見込めるとの認識に基づく措置。
リー首相は、「高等教育へのルートは1つではない」と4校以上にする可能性も示唆した。ルイ・タックユー教育担当国務省が委員長の委員会が増設を研究する。
現在、初等教育を受ける国民の23%が、シンガポール国立大学(NUS)、南洋工科大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)のいずれかに進学しているが、大学進学希望者全員が国内の大学に入学できるわけではなく、海外留学を余儀なくされるケースもある。
政府は大学入学比率を2015年までに30%まで高める計画で、これには年2,400人分の定員増が必要だ。しかし既存大学は拡張が困難だという。教育改革ではこのほか、中等教育機関で、マレー語や域内諸国について学ぶ域内学の課程を提供し、年100人に奨学金を支給する。
マレー人以外の国民によるマレー語の学習、華人以外の国民による華語の学習を奨励するため、ジュニアカレッジ入学で履修者を優遇する。

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