シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPHDB住宅を買い戻し、高齢者の生活を支援

社会

2007年8月21日

HDB住宅を買い戻し、高齢者の生活を支援

リー・シェンロン首相は建国記念日演説で、高齢者、低所得層を支援するため公営住宅規則を緩和すると発表した。
高齢者支援では、持ち家の現金化を容易にするため、住宅開発庁(HDB)が住宅を買い戻し、同じ住宅を30年リースで改めて同一世帯に賃貸する。持ち主が62歳以上で、2~3室の住宅であること、HDB住宅を1戸以上、購入していないことが条件。
現行規則では、高齢の持ち主はHDB住宅を売ることはできても、最低6万Sドル(約450万円)はする1室のHDB住宅に転居しなければならない。新規定では、HDBは購入代金の一部を、年金同様に分割して支払う。
低所得者への支援では、HDB住宅購入補助金を最大2万Sドルから3万Sドル(約225万円)に引き上げる。また補助金を受給できる世帯収入の上限も、月3,000Sドル(約22万5,000円)から4,000Sドル(約30万円)に引き上げる。
HDB団地改修計画である「暫定改修計画」と「本改修計画」を、それぞれ新たな計画に改め、浴室改善など内容を充実させる。
リー首相はまた、未来のHDB団地として、北東部ポンゴルで開発する「ポンゴル21+」を双方向映像で紹介した。首相は「まだ売り出していないですが」とジョークを交えつつ、公営住宅をさらに魅力あるものにすると表明した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPHDB住宅を買い戻し、高齢者の生活を支援