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経済

2007年8月14日

上期の上場企業純益、27%増加

企業業績が好調だ。8月12日午後までに上期(1~6月)決算を発表した上場企業266社の純利益合計は133億Sドル(約1兆36億円)だった。新規上場などの理由により、前年同期との比較が不可能な11社を除いた255社の純益は計132億Sドル(約1兆28億円)で、前年同期比27%の増加だった。
黒字は236社、赤字は30社。業績を改善した企業のうち、16社は赤字から黒字に転換、154社は増益、6社は赤字幅が縮小した。赤字企業のうち13社は黒字から赤字への転落だった。
利益増加が顕著だったのは不動産、建設会社で、政府系キャピタランドの純益は430%増の15億2,000万Sドル(約1184億円)。利益額首位は英系ホンコン・ランドの18億Sドル(約1400億円)。
不動産ブームが業績を押し上げたが、会計が時価方式に変わり、保有不動産の資産価値上昇で多額の評価益を計上したことも損益勘定の改善に貢献した。UOL、ケッペル・ランドなど他の不動産業者も業績を改善した。
銀行(DBS、UOB、OCBC)は純益がそれぞれ11億Sドル超と好調で、利益額上位3~5位を独占した。いずれも融資残高が増加し、手数料収入も増えた。
オフショア、エネルギー関連も好調で、リグ最大手ケッペルの純益は40%増の5億Sドル余り(約390億円)。2位のセムコープマリンは1億5,880万Sドル(約124億円)だった。

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