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社会

2007年8月14日

大学増設を検討、就学率引き上げ

ゴー・チョクトン上級相は8月11日、選挙区のマリンパレードで行われた建国記念日行事で、「一部の学生には大学入学が困難」との意見があったことに対し、「政府は大学の定員増を検討しており、4つ目の大学を設立する可能性もある」と明らかにした。
ポリテクニック(工芸専門学校)卒業生の大学入学率引き上げが主眼だ。現在は卒業生の4人に1人が大学に進んでいる。
大学増設をめぐっては、豪州ニューサウスウェールズ大学のシンガポール校が4つ目の大学として認定される予定だったが、同大は定員割れで撤退を決定した。
大学増設に関しては、国際学術諮問パネルのトニー・タン議長(元教育相)が、教養課程を教える大学を設立する可能性に言及している。
ゴー上級相はシンガポールの先行きについて、明るさを増しているとの楽観的見通しを示した。米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付きを原因とする株価変動について、「短期的問題にとどまる」との認識を示した。
一方で、「変化のペース、生活費上昇に追いつけない国民がいることも確か」と指摘。中央積立基金(CPF)を通じた低所得の高齢市民向け金銭支援、退職年齢引き上げなどの対策を講じると述べた。

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