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国際

2007年8月9日

ASEANは果断な行動が必要、リー首相

東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国になったシンガポールのリー・シェンロン首相は、ASEAN創設40周年を翌日に控えた8月7日、記念講演を行い、「投資誘致で中国、インドとの競争を生き抜き、またこれらの国とパートナーになるためには、ASEANには統合しか道は残されていない」と、統合を加速させる方針を明確にした。
リー首相は、「多くの投資家はASEANを、10カ国がばらばらに存在しているだけで、関心を払うに値しないと見ている。統合に向けた動きが停滞すれば、ASEANはアジアで取り残される」と警告した。
リー首相は、「生き残るには果断な行動が必要」と指摘。統合の準備ができていない加盟国にペースを合わせるのでなく、統合に意欲的な、統合の準備がある加盟国がまず統合し、残りの国は準備が整い次第、統合に加わる方式が望ましいとした。
また、加盟各国の政府首脳は、統合が最終的により良い生活をもたらすものであると、国民を説得することが求められるとした。
ASEANという組織についてリー首相は、「主要国すべてと良好な関係を持っている、脅威とならない存在」と強調。主要国とアジアとの交流でASEANは建設的役割を果たすことができると述べた。

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