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金融

2007年8月9日

バーレーのアルキャピタ銀、信託上場を中止

バーレーンの投資銀行、アルキャピタ銀行は、シンガポール取引所(SGX)で計画していた投資信託の上場を中止した。米国のサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)の焦げ付きを要因とする金融引き締め懸念から、投資家の反応が鈍かったためだ。
英国の水道事業と風力発電基地を資産とする、財産規模3億米ドルの信託で、米モルガン・スタンレーとDBS銀行が引受幹事。
同投信の幹部は、「水道、風力資産に対する非公開ファンドの投資が最近盛んになっており、公開市場投資家の評価との差が広がっている」と指摘。投信に対する投資家の評価が低かったことを示唆した。アルキャピタは7月3日に上場目論見書をシンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)に提出していた。
アルキャピタ銀のアティフ・アブドルマリク最高経営責任者(CEO)は、「非公開ファンド市場で売却した方が高く売れる」と述べた。銀行業界筋によると、アルキャピタ銀は既に、複数の投資家と資産売却交渉を持っているという。
信用収縮への懸念から株式公開や起債に対する投資意欲が低下しており、インドネシア系ゴールデン・アグリ・リソーシズは、転換社債発行計画の見直しを余儀なくされている。

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