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金融

2007年8月3日

7月までの証取の出来高、過去最高を更新

シンガポール取引所(SGX)の活況が続いており、7月までの出来高は過去最高を更新した。短期投機資金の流入が株価を押し上げている。
7月の出来高は890億株で、売買高は668億Sドル(5兆2,019億円)相当。1日平均30億株が売買された計算で、前月比では27%、前年同月比では280%増加した。
年初7カ月の出来高は3,786億株。売買高は3,264億Sドル(25兆4174億円)で、これも既に昨年通年を18%上回った。
取引増でSGXや証券会社の業績が改善しており、SGXの4~6月期決算の純利益は前年同期比100%増の1億Sドル(77億8720万円)余り。UOBケイ・ヒアン、キム・エン証券も増益だ。
市場参加者の動向では、振替決済制度(CDP)に開設された口座数から判断して、最近の取引は証券会社による自己売買や機関投資家による売買が多くを占めているようだ。ドットコムバブルの崩壊でやけどを負った個人投資家が、市場に戻っていないためと推測される。
ただ今後も株投資熱が続くかは不透明だ。米国におけるサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)の焦げ付き問題が深刻になっているからで、流動性引き締めが起きた場合、投資ファンドやヘッジファンドに資金が回らなくなり、株投資にブレーキがかかる可能性がある。

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