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経済

2007年8月2日

4~6月期の雇用創出、過去最大の6万人

人材開発省が発表した4~6月期の雇用創出数は前期比25%増の6万1,900人で、過去最高を記録した。この結果、6月の失業率は2.4%(絶対数で7万9,600人)に低下した。3月は2.9%だった。
最も雇用が増加したのは建設で、2倍強に当たる1万1,400人。最多はサービス分野で、3万3,600人と前期をわずかながら下回った。製造は64%増の1万6,600人だった。
シティグループのエコノミストは、「驚異的な増加で、予想以上だ」と驚きを表明。「経済成長が予想を上回ることは確実で、来年後半まで雇用市場は活況を続ける」との見通しを示した。通年の雇用創出は昨年の過去最高(17万6,000人)を上回る18万人以上が予想されるという。
同エコノミストはさらに、「国内経済は、米経済の減速、電子需要の低下を持ちこたえることができる。建設、観光ブーム、所得減税が後押ししている」と述べた。
4~6月期の解雇数は1,600人で、うち1,100人が製造分野。製造分野で解雇された国民がサービス分野に再就職するケースが増えている。
建設ブームは、建設不況が続いたここ数年とは大きな違いだ。カジノリゾート建設、中古マンションの跡地再開発が需要をけん引。マリーナ・ベイの事業も近く着工される。

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