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社会

2007年8月8日

国民の関心事、トップは景気と治安問題

【クアラルンプール】
 世論調査のムルデカ・センターが実施した調査で、マレーシア国民の最大の関心事は景気と治安ということがわかった。同調査は6月14~20日にかけて電話による聴き取り方式で行われ、1,022人が回答した。
景況感は民族別で中国系が最も悲観的であることが分かった。現在の経済が「良好」だとする回答率はマレー系が76%、インド系が58%、中国系が45%だった。また、3年前と比べて「改善した」との回答率はインド系が76%、マレー系が74%、中国系が34%。「今後1年間の見通しが良好」との回答率は、マレー系が75%、インド系が70%、中国系が35%だった。
他国の経済からの遅れを特定のプロジェクトや政府の努力によって「挽回することができるか」との質問に対して「ノー」と回答した比率はマレー系が24%、中国系が44%、インド系が45%となった。「雇用機会に満足」との回答比率は、インド系が63%、マレー系が57%、中国系が44%。「起業機会に満足」との回答率は、マレー系が66%だったがインド系は40%、中国系は39%にとどまった。
■「治安悪化が最大の問題」は14%■
治安の問題については、14%が最大の問題だと答えた。治安悪化の理由として、31%が「不法移民の存在」を挙げ、28%が「家族や道徳の崩壊」を挙げた。「景気悪化」を挙げたのは18%。
民族別では、マレー系は「不法移民の存在」を指摘する傾向が強く、またインド系は「家族や道徳の崩壊」、中国系は「景気悪化」を挙げる声が多かった。
このほかアブドラ政権については、マレー系の86%、インド系の71%、中国系の54%がこれまでの実績を評価できると答えた。

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