シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP海底送電線事業で住商に打診

国際
建設

2007年7月2日

海底送電線事業で住商に打診

<プトラジャヤ>
 リム・ケンヤク エネルギー水通信相は6月28日、サラワク州に建設しているバクン水力発電ダムから半島部へと電力を輸送する海底送電線敷設事業について、住友商事に事業への参加を打診したことを明らかにした。
同相は、住友商事に対して出来るだけ安価で、しかも迅速に事業を推進してほしいと要請したほか、住友商事1社のみでの事業遂行が無理な場合はイタリアのプリスミアン・ケーブルと共同で行うよう提案。また同事業では700kmに及ぶ海底を2~6本の送電線
で結ぶため、大量の送電線が必要だとして、マレーシアに送電線生産工場の設置も提言したという。
同敷設事業はUS$15億が見積もられており、陸上部分の送電線敷設事業を加えるとさらに事業費は膨れ上がるとされる。事業費について同相は、政府開発援助(ODA)を頼るほか、円借款も検討していると述べた。26 日の報道では、マレーシア政府が日本政府に対して\3,500億の円借款を申し入れたと伝えられている。
発電力2,400MWを誇るバクンダムの稼働開始は2009年10月で、2011年にフル稼働を予定している。また政府は向こう10年は水力発電事業に注力する方針で、サラワク州のレジャン川から2万MW、パハン州のフル・トレンガヌとウル・ジュライから合計
900MWの発電量を見込んでいる。サラワク州からの電力については、海底送電線を通じて半島部へと輸送する計画だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP海底送電線事業で住商に打診