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国際

2007年5月8日

クリーンエネルギーが成長をけん引

国家研究財団(NRF)のトニー・タン理事長は、先ごろ欧州を訪問した際の会見で、「この先5~10年、シンガポールは黄金時代を迎える」との見通しを示した。
太陽光発電を中心としたクリーンエネルギー産業の開花を見越したもので、2015年までにはクリーンエネルギーが経済成長のけん引役になるという。
シンガポールは、2000年は無に等しい存在だった薬品・医療技術産業を、製造業付加価値生産高の25%近くを占めるまでに育成した実績があり、同様の成功は十分可能だ。
太陽光発電を今後の成長分野に選んだのは、タン理事長によれば技術の飛躍的進歩が予想されるからで、発電原価が既存エネルギーを使った場合とほぼ同じになれば、太陽光発電の爆発的普及が予想されるという。
太陽電池技術は欧州が進んでおり、シンガポールは遅れている。差を埋める方法として、
「大きな需要が見込めるアジアへの製品輸送で、シンガポールを拠点とすることの利点を強調し、メーカーを誘致するという、仲介役の方法」
「暑くて湿った熱帯環境における太陽電池の効率、耐久性を試験する場所としてシンガポールを提供し、研究面の支援を行う、技術格差の縮小を狙う方法」の2つが考えられる。

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