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社会

2007年5月2日

デング熱患者が増加、今年初の犠牲者も

蚊によって媒介されるウイルス性伝染病、デング熱の患者数が先月以来、増加しており、先月末には初の死者が確認された。

死亡したのは石油会社幹部のアンディー・ン氏(42)。公表された死因はB型肝炎だが、治療に携わった複数の医師は、デング熱のウイルスにより合併症が引き起こされ、死亡につながったと見ている。

ン氏はB型肝炎の保菌者。妻によると、3週間前に風邪の症状を訴えたため主治医の診察を受け、抗生物質などの処方を受けた。1週間後、肌、眼が黄疸に似た症状を呈し、また激しい頭痛、発疹、微熱などデング熱特有の症状が出たため、マウント・アルバーニア病院に入院。肝機能不全の疑いがあると診断された。それまでB型肝炎が原因の深刻な症状を経験したことはなく、デング熱ウイルスが合併症のきっかけとなったようだ。入院して一週間後、肝臓移植のためシンガポール総合病院に転院したが、その翌日、急死した。専門家によると、健康な人の場合、デング熱にかかってもこうした合併症は起きない。

デング熱は、2005年に大流行し、25人が死亡した。昨年の死亡はゼロ。

今年は先月の第2週に127人の患者が報告された。

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