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金融

2007年3月23日

バークレイズによるABN買収提案、枠組み設定

英3位銀行のバークレイズ銀行が、オランダ最大の金融グループ、ABNアムロに買収を提案している件について、両社は合意を目指す枠組みを設定した。合併が成立すれば時価総額1,600億米ドルの金融グループ誕生につながる、欧州最大の買収取引になる。

両社は3月20日の会談で、30日以内の合意を目指す方針を確認した。アナリストによると、バークレイズはABNアムロを株式交換方式により800億米ドルで買収する。ロンドン市場に上場し、本部はアムステルダムに置く。

しかしバークレイズの提案が最善とは限らない、との意見も業界にはあり、米メリルリンチは、英系HSBC、仏BNPパリバなどもABNアムロに買収を提案する可能性があると指摘した。

ABNアムロは最近、シンガポール業務を強化しており、約1,250人を雇用している。バークレイズは約1,500人をシンガポールで雇用している。
両社の合併が成立した場合、投資銀行部門で余剰人員が発生する見通しだ。

このため一部行員の解雇が予想されるが、ファンド業者によると、こうした解雇の際には「数カ月分の給与相当分ほどの、気前の良い解雇手当が期待できる」という。

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