シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP補選立候補の受付会場で与野党支持者が衝突

政治

2007年4月23日

補選立候補の受付会場で与野党支持者が衝突

<バタン・ベルジュンタイ(セランゴール州)>

セランゴール州議イジョク地区補欠選挙が公示された4月19日、立候補手続き会場前に集まった与野党の支持者の間で、激しいぶつかり合いが発生し警察隊が介入する事態となった。立候補手続き受付会場の前には、開始前からバリケードが張られ物々しい雰囲気が流れていた。
与党連合・国民戦線(BN)のナジブ副総裁が率いるK.パルティバン氏の支持者と、野党・人民正義党(PKR)のワン・アジザ党首が率いるアブドル・カリド氏の支持者が会場に近づくと、次第にテンションが高くなり双方から「どけ」「帰れ」と罵倒が飛び交った。最高潮に達したのは両候補が受付会場に入った後で、ペットボトルや旗のポール、小石などの投げ合いが始まった。騒ぎが大きくなったため警察隊が介入し、両候補者が手続きを終えて出てきたところでようやく鎮まった。
BNのモハマド・キル・トヨ セランゴール州首相は「最初にペットボトルを投げたのはPKR側だ。この目で見たから間違いない」と主張。一方でPKRのワン党首も「ペットボトルを投げていたのは、与党・統一マレー国民組織(UMNO)青年部の連中だ」と述べるなど、与野党で責任を擦りつけあっている。しかし、セランゴール警察のイスマイル・オマル副署長は「暴力に訴えるのではなく、大人の対応をすべきだ」として、両者に苦言を呈した。なお、ケガ人や逮捕者は出ていないという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP補選立候補の受付会場で与野党支持者が衝突