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金融

2007年1月11日

国営テマセク、国内初のインフラファンド設定

国営投資会社のテマセク・ホールディングスは9日、国内初となるインフラファンド「シティースプリング・インフラストラクチャー・トラスト」を設定すると発表した。シンガポール金融管理庁(MAS)に目論見書を提出済みで、シンガポール取引所(SGX)に上場させる。

テマセクはシティースプリングを通じ、豊富な資金力で、アジア、中東、豪州、ニュージーランドのインフラ資産に投資する。

インフラファンドの当初資産は、国内で唯一、都市ガス免許を交付され、ガスを供給しているシティー・ガスの権益100%と、国内初の海水淡水化プラントの権益70%。資産総額は推定3億7,200万Sドル相当になる。

淡水化プラントの残りの権益はハイフラックスが保有しており、ハイフラックスは一部をシティースプリングに売却する。

ファンドの運営に当たる会社の幹部は、「経済発展、急速な都市のため多くの国でインフラ拡充が必要になっており、公益、運輸・通信分野で投資機会が見込める」と語った。

ファンドは3億2,200万口を募集する。テマセクは、まだ安定収入が見込めないインフラ資産に投資し、資産が成熟してからシティースプリングに譲渡する方法をとる。

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