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IT

2006年10月17日

BPOより業務処理の単純委託が主流

情報技術(IT)市場調査会社の米IDCは、シンガポールでは間接業務の外部委託(BPO)より、業務処理の単純委託の方が市場規模が大きく、当分この傾向は続く、との見通しを示した。
IDCは、経費削減だけでなく、生産性、業務処理方法の改善など、戦略的意味合いを含むアウトソーシングをBPOとし、経費削減のみ目的とした単純業務の委託を、業務処理委託と定義している。
業務処理委託市場は、昨年が9億米ドル、今年が推定10億米ドルで、先行き年8%のペースで拡大し、2010年は13億米ドルが予想される。
BPO市場規模は、昨年が4億3,870万米ドル、今年が推定4億9,490万米ドルで、年14%の勢いで拡大し、2010年は8億4,430万米ドルが予想されるという。
定義を具体例で説明すると、代金請求事務を自社より低い経費で請け負う第三者に委託した場合は、業務処理の委託。発注者が第三者に、集金システム全般の見直しや、請求処理の改善を要請した場合、BPOになるという。
IDCは、「アジア太平洋地域(日本を除く)はサービス面でまだ発展途上にあり、アウトソーシングは初期段階にある。このため、業務処理委託が多いが、成熟するに伴い、BPOに関心を払うようになる」との分析を示した。

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