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日系企業

2006年10月9日

ベスト電器、上場計画を延期

シンガポール最大の電気製品小売業者、ベスト電器(本社・福岡市)は、年内としていた新規株式公開(IPO)を来年に延期する。IPO市場が以前と比べ勢いを欠いているためで、良好な公開価格が望めないと判断した。ベスト電器が日本以外で上場するのは初めて。
IPO市況は低迷しており、最近も伊藤忠商事子会社のケムオイル・エナジーがIPO計画を直前に取り止めていた。
ベスト電器は当地で九店舗を展開している。株式公開に際し、地域本部の役割を拡大し、日本以外の事業の持ち株会社とする計画だ。
売上高は年二億六千万S㌦で、グループの海外売り上げの80%を稼いでいる。シンガポール以外では、インドネシア、マレーシア、香港、台湾に進出している。
シンガポールでは昨年、店舗増設を計画したが、戦略を変更し、不採算部門のホーガン・モール店を閉鎖した。
ベスト電器に出店しているエーブルズ・フォトと提携し、「ベスト電器デジタル」のブランドで、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー、携帯パソコンなどデジタル製品を専門に扱う店舗を10店、展開する。
1号店をビボシティー、2号店をサンテック・シティーに開設する。シンガポールでの電気製品小売りシェアは25%で、2009年をめどに30%を目指す。

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