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経済

2015年10月26日

電車、バス料金を12月末に改定、最大1.9%値下げ

〈シンガポール〉
公共輸送審議会(PTC)は鉄道、バス料金の引き下げを決定した。改定時期は通常4月だが、今回はダウンタウン2号線の開通に合わせ12月27日に実施する。PTCは料金決定を一任されており、SMRTコーポレーションとSBSトランジットは決定に従わなければならない。値下げ幅は最大調整幅である1.9%。

 

料金調整に際しPTCは物価、賃金動向および1年前の燃料価格を考慮している。原油の値下がりで電力料金、軽油価格が下がり、物価、賃金上昇分を上回ったため、乗車料金引き下げを決めた。引き下げは2010年以来。

 

引き下げでSMRTの売上高は年2,040万Sドル(約17億7,121万円)、SBSは1,570万Sドル(約13億6,313万円)減少する見通しだ。収入減となるため両社は、貧困層支援を目的とした公共輸送基金への拠出を免除される。

 

交通カード利用の成人の場合、1乗車につき料金は1~4セント(約87銭~3円47銭)安くなる。学生、高齢者用カードの場合は1~2セント(約87銭~1円74銭)。
 

現金による支払いの場合、料金は同じ。交通カードの利用を奨励するためで、現金、切符購入の利用者は全体の3%とわずか。

 

バスサービスの運営方式が変更されることから、PTCは来年、バス料金決定方式の見直しに着手する。

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