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経済

2015年10月5日

政府系バーテクス・ベンチャーに資金注入、新市場で投資

〈シンガポール 〉
シンガポールで最も歴史がある最大のベンチャーキャピタル、バーテクス・ベンチャー・ホールディングス(Vertex Venture Holdings)は、米国、イスラエル、中国の新興企業に出資する方針を固めた。これまではシンガポールとアジアの企業への出資が中心だった。

 

親会社の国営テマセク・ホールディングスから6億米ドル(約719億円)の出資を受けたため、新たな投資に乗り出す。これまでは、テクノロジー、メディア、インターネット関連企業への投資が主だったが、医療分野への投資を強化する。1件当たり出資額は200万Sドル(約1億6,700万円)程度。

 

チュア・キーロク最高経営責任者は、しっかりした商品を持ち、収入が安定していて、事業拡大の準備ができている企業に出資すると述べた。

 

バーテクスはここ数年、極めて高い投資利益率を達成しており、これがテマセクによる資金注入につながったという。

 

バーテクスは電子商取引ポータルサイトのリーボンズや、タクシー配車アプリのグラブタクシーに早い段階で出資している。出資した企業の上場も4例ほどある。

 

ごく最近の案件では、4ヵ月前に出資した医療機器メーカーのトゥウエルブが4億5,000万米ドル(約539億円)でメドトロニックに買収されることが決まっており、かなりの投資利益を手にする。

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