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経済

2015年9月25日

8月の消費者物価指数、10ヵ月連続で下落

〈シンガポール〉
統計局が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.8%の下落だった。下落は10ヵ月連続。下落幅は7月(0.4%)の2倍で、新車購入権(COE)価格の下落による乗用車の値下がりが主因。

 

項目別指数では、食品は1.9%上昇した。食品は過去1年間、1.8~2.8%の幅で上昇が続いている。教育費(文房具を含む)は3.7%上昇した。

 

下落したのは、住居費・公益費、運輸、家財・家政サービスで、下落幅はそれぞれ3.6%、2.3%、2.2%だった。住居費・公益費は過去1年間、下落が続いており、ここ5カ月間の下落幅は2.4~3.9%。

 

運輸のうち自家用車所有にかかわる経費、および住宅賃借料はともに2.9%の下落で、CPIからこの2項目を除いた、生活実感に近いコアインフレは0.2%の上昇だった。

 

物価動向の説明でシンガポール金融管理庁(MAS)と通産省は共同声明で、一次産品の供給はひっ迫していないため、外的要因によるインフレは悪化しないとの見方を示した。

 

国内を要因とするコスト上昇圧力は引き続きあるが、経済成長が鈍いため、業者はコスト上昇分をそのまま消費者に転嫁することはないという。

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