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経済

2015年9月22日

ベンチャーファンドの設置を大手企業に奨励、政府が同額を出資

〈シンガポール〉
新興企業に事業資金を提供するベンチャーファンドの設置を大手企業に促すため、政府は4,000万Sドル(約34億1,592万円)の予算を初期段階ベンチャーファンド(ESVF)として計上すると発表した。資金の運用には国家研究財団(NRF)が当たる。

 

ベンチャーファンドが新興企業に対し出資した額と同額をESVFから新興企業に出資する仕組みで、製品生産における革新的技術など、シンガポールが技術主導型の経済に移行するのに必須の技術体系を構築するのが狙い。

 

有力新興企業の会議、テクベンチャーでバラクリシュナン環境・水資源相(スマート国家担当大臣)が発表した。

 

ベンチャーファンドの出資を受けた新興企業は技術の商業化、市場開拓で当該大手企業の支援を得る。

 

ESVFは今回が3回目の設定。1回目は2008年で政府は5,000万Sドル(約43億円)を用意した。2回目は14年で、5社のベンチャーファンドにそれぞれ1,000万Sドル(8億5,398万円)を出資した。

 

今回のESVFは、大手企業がハイテク技術を持つ新興企業に関心を持つかを見るためで、ベンチャーファンドを組成した企業が多数に上れば予算を増額する。

 

バラクリシュナン氏は、英国とシンガポールの新興企業の協働およびフォトニクス(光に関係した技術分野)強化計画も発表した。

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