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社会

2014年12月11日

「ひも」なし奨学金を選択する学生が増加、出世コースは横ばい

大学を卒業後、政府機関への就職を4~6年、義務付けられる奨学金を選ばず、就職先を自由に選べる「ひもなし(bond –free)奨学金を申請する学生が増えている。ホワチョン・インスティテューション(華僑中学)を優等で卒業したポー・ユーティンさんは、望めばどんな奨学金でも得られたが、シンガポール国立大学(NUS)が提供するひもなし奨学金を選んだ。

 

彼女のように、地元大学、民間機関、財団が提供する奨学金を選択する学生が増加している。一方、エリート公務員が約束されている、公務員採用委員会(PSC)が提供する奨学金の申請者は年2,000~2,500人と頭打ちの状態だ。

 

NUSの奨学金申請者は2010年の2,300人に対し今年は3,300人。南洋理工大学(NTU)も同期間、奨学金申請者は6,600人から9,900人に増えた。両校とも奨学金交付数を増やした。

 

OCBC銀行の大学奨学金申請者は200人から800人に増加。ジャーディン財団が提供している、オックスフォード大かケンブリッジ大に留学するためのひもなし奨学金も申請者が増えている。

 

NUS、NTUの奨学金を受けている学生によると、卒業後、自由に職業を選べるのが最大の利点で、留学できることも魅力だという。

 

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