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社会

2015年1月13日

シムリム・スクエア、悪徳商人は一掃も客足は激減

シンガポールの「秋葉原」シムリム・スクエアで、悪徳業者、また好ましくない商行為はほぼ一掃されたようだが、一度落とした評判を回復するのは難しいようで、激減した客足が戻るまでには時間がかかりそうだ。

 

買い物客が特に避けているのが、悪徳業者が多かった1階と2階のデジタル家電販売フロア。

 

管理組合によれば、昨年12月以来、入居店舗に対する苦情はゼロで、毎日のように警察官がシムリムに来て店と客との紛争に対処する、ということもなくなった。

 

シムリムの評判を落とす大きな要因となったのが携帯端末を扱っていたモバイル・エアと店主のジョーバー・チュー氏で、詐欺的手法で客(外国人観光客を含む)に商品を法外な価格で売りつけたなどとされている。

 

シンガポール消費者協会(CASE)が昨年11月、苦情が多いことを理由に悪徳業者リストに掲載した10店のうち、シムリムで営業を続けているのは2店のみ。

 

警察がモバイル・エアなど、客からの苦情が多い店を摘発して以降、客足は戻りつつあるが、管理組合によれば、それでもかつての60%程度にとどまっている。1階に店を構える携帯電話販売店の経営者は、80%もの売り上げ減のため店を閉鎖する意向だ。

 

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