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社会

2015年1月27日

客を断るレストランが増加、労働者不足が背景に

レナード・チョンさんは友人2人と土曜の昼、オーチャードの和食・イタリアンレストラン「キロ(Kilo)」に入ったところ、空いた席があるにもかかわらず断られた。従業員不足のため給仕できない、というのが理由だった。

 

こうした、労働力不足を理由に客を断るレストランが増えている。キロのマネジャーによれば、月に2回は客を断っている。身の入らないサービスを提供したくないためという。

 

ノビーナの中国料理店オールド・ホンコン・キッチンでは少なくとも週1回、客を断っており、20卓のうち10卓は使用していない。断るたびに推定70人の客と2,000Sドル(約17万5,000円)の売り上げを失っている計算だ。

 

ウィリン・ロー氏がオーナーシェフのレストラン(レリッシュ、ワイルド・ロケットなど)でも、席が空いていても対応しきれない時は客を断る。

 

フィカ・スウィーディッシュ・カフェ、ティム・パレス、ネクスト・ドア・デリでも事情は同じだ。

 

シンガポール・レストラン協会(RAS)のチウ会長は「職員不足で客を断る店が増えている。本来ならしたくない、緊急の措置だ」とコメントした。

 

しかし利用客には不快極まりない体験で、前出のチョンさんは「われわれはわざわざ店まで出かけている。軽んじられたような気持だ」と語った。

 

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