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経済

2015年1月29日

賃貸住宅は借り手市場、短期契約を希望する入居者が増加

住宅賃貸市場で、短期契約を希望する入居者が昨年から増加している。賃貸料が下落傾向にあるためで、借り手側が強気になれる借り手市場だ。

 

民間住宅の賃貸料指数は昨年1年で3%下落しており、公営住宅(HDBフラット)賃貸料指数も2.1%下落した。空室率は昨年末時点で、民間住宅が7.8%とここ10年の最高水準。この先2~3年間、民間、公営とも多数の住宅が供給される予定で、借り手市場は続く見通しだ。

 

不動産仲介ホライゾン・リアル・エステートによると、以前は問い合わせの10件に9件は2年契約を希望していたが、最近は半数が1年契約を希望している。
最大手のERAリアルティーによれば、民間住宅賃貸のうち1年契約は2013年が36%で、14年は39%。HDBフラットでも1年契約の割合が上昇した。賃貸料値下げ交渉が早めにできるのが短期契約の利点だ。

 

別の動きもある。中心街の民間住宅を専門に扱うオレンジティーによると、立地が良く、賃貸料も妥当と感じられる物件の場合、2~3年の長期契約を希望する入居者が多いという。

 

中古HDBフラットが値下がりを始めた13年、大幅下落前に売却し、さらに値下がりするのを待ってから購入するつもりで、現在は賃貸住宅に住んでいるという国民もいる。

 

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