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2015年1月29日

ジェトロ「日本産農水産物・食品輸出商談会inシンガポール」開催

IMG_36871月29日、カールトンホテルでジェトロによる「日本産農水産物・食品輸出商談会inシンガポール」が開催された。
シンガポールでは日本料理店が約900軒あるといわれ、その数は年々増えている。しかし、輸入額における日本からの輸入品のシェアは2%弱にとどまっており、シンガポールでの和食の存在感に比べてギャップがある。そのような状況の中、シンガポールの外食産業における日本食材比率を高めるため、中でも飲食業者からの関心が高い水産物と牛肉に絞った商談会が行われ、日本から計15社(水産物11社、食肉4社)が参加した。

 

IMG_3723群馬県の鳥山畜産食品は日本で「赤城牛」ブランド和牛の生産から加工、販売までを行っており、シンガポールが初めての海外展開となる。「すでに産地名で和牛が売れる時代ではないと思っています。当社ではおいしいことをわかりやすく伝えるため客観的なデータを用いてグルタミン酸の含有量などを示し、『UMAMI WAGYU』として売り込んでいます。シンガポールは高感度な市場であり、ここでアジアにおける当社のポジションを知ることができる。当社の和牛をシンガポールのレストランで使っていただいていますが、お店では銘柄はあえて出していないとのこと。それでもお客様から尋ねられ、当社の和牛について説明を求められるそうです。肉料理がメインではない和食の店ですが、当店の和牛を使ったメニューをおかわりされるお客様が増えたと言われました。このようなお声を聞くのは本当にうれしいです」(鳥山畜産食品株式会社・鳥山真代表取締役社長/写真右)。

 

IMG_3722山口県から出展するカン喜株式会社は冷凍のカキフライや殻付きかきグラタンなどの水産加工品を紹介。シンガポール市場について同社の上坂陽太郎代表取締役は「シンガポールは購買力が高く、ある意味売りやすいといえるかもしれません。例えば当社のかきグラタンは独自製法のグラタンソースを使っていますが、こうした付加価値がわかる市場だと思います」と話す。

 

IMG_3730珍味のほやを出展するのは、宮城県石巻市の水月堂物産。「日本人でも好きな人と食べられない人に分かれるといわれるほやを、外国で紹介するのはおもしろい体験です。好きな人にとっては、お酒のつまみとして最高で、お店にあれば必ず注文するといわれます。当社の鮮度抜群のほやは、シンガポールでは鶏金さんや、型無さんなどでお召し上がりになれます」(水月堂物産・阿部壮達常務取締役)。

 

商談会では北海道産毛ガニ、しめさば、シラス、干物、スモークサーモン、北海道牛肉、近江牛などが出品され、多くのバイヤーが訪れた。

 

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