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経済

2015年8月3日

ワーナーミュージック、CDのシンガポール輸入を停止

大手レコード制作会社、ワーナーミュージックのシンガポール事務所はCDのシンガポールへの輸入を停止した。小売店や他のレーベルが明らかにした。ワーナーはコメントを回避している。

 

ソニーミュージックも自社によるCDの在庫管理、流通をやめ、MM2という会社に委託した。

 

音楽業界での経験が長い関係者によると、ワーナーは7月に自社によるシンガポールへのCD輸出停止を決め、小売店に通知した。全世界でCDの販売量が落ちていることが背景にある。

 

コールマン・ストリートでCDショップを営むホーさんは「ワーナーに直接注文を出せなくなる。卸売業者から仕入れなければならず、不便だ」と語った。

 

米国におけるCD売り上げは昨年、2億5,700万枚で前年比11%減少した。ユニバーサルミュージックシンガポールでも今年上半期のCD売り上げは8~9%ほど減少しており、マーケティング担当のリム氏は「音楽購入は価格が安く、入手も容易なデジタル流通に移行しつつある。CD販売店も今は少ない。店舗賃貸料が毎年上がっているためだ」とコメントした。

 

ロック・レコードのギアム代表によれば、CDは輸送費、倉庫保管費、流通経費が掛かり、販売量が少なければ採算が取れないという。

 

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