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経済

2015年6月17日

地下を排水と貯水に利用、技術・事業化調査を実施へ

公益事業庁(PUB)は6月16日、地下を排水・貯水システムの構築に利用するための事業化調査を行うと発表した。気候変動による豪雨、また日照りに備える。技術、経済面から17年末の完了をめどに調査を2年間行う。調査入札は数カ月以内に実施する。
PUBによれば、シンガポールは国土面積が718平方キロと限られているため、スペースを作り出すための革新的解決法を編み出す必要に常に迫られている。
地下システムは、大雨時の雨水を運ぶトンネル、貯水用空間、水を地表に汲み上げるための水力発電システムの3要素で構成する。電力は貯水スペースに落下する水の力で生産する。
バラクリシュナン環境・水資源相によると、シンガポールの年間降水量は2,400ミリと理論上は十分あるが、問題は雨量ではなく土地面積だという。
国家研究財団顧問で、地下弾薬庫に関する研究を主導したルイ・パオチュエン氏によると、シンガポールの地層は3分の1が花崗岩で、強固なため地下貯水池の建設に適している。
建設が可能な場所についてPUBは明らかにしていないが、ルイ氏によると、中央部か北東部が有望で、特にブキティマ高速道路の西側は有望地が多いという。

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