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社会

2015年6月25日

コンドミニアムの「怪」、売却・賃貸後も目立つ空室

コンドミニアムの販売・賃貸動向を調べる目的で現地紙のカメラマンが昨年と今年の5月、10の同一コンドミニアムを同じ角度から撮影し比較した。撮影日と時間は、居住者が在宅していると考えられる、学校休暇前の平日の夜8時~9時半。部屋の明かりが灯っている住宅が顕著に増加していたのはデポ・ロードの「インターレース」だけで、ほかは1年前よりわずかに増えた程度だった。

 
これらの住宅は当局から入居許可(TOP)が出て18ヵ月以上が経過しており、相当数が売却済みで、賃貸契約が結ばれた物件も多い。

 
この「怪現象」について不動産仲介業者は「出張に出ることが多い外国人がテナント」「所有者である富裕層がセカンドハウスとして年に数回程度しか利用しない」「転売が購入目的のため持ち主が安易に貸し出さない」などの見解を示した。

 
それでも、民間住宅の供給過剰という現実があることは否定できない。昨年は2万戸近い住宅がTOPを得ており、今年、来年とも2万戸余りがTOPを得る見通しだ。

 
空室率も上昇しており、昨年末は7.8%。サビルズは、年内にも10%になると予想している。

 
賃貸料は下落傾向にあり、高級コンドミニアムの平均賃貸料は1平方フィート当たり月4.51Sドル(約416円)。今年も値下がりが予想されている。

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