東南アジアに住んでいるからには、今のうちにゴルフの腕を上げておきたいと思う読者も多いはず。又、仕事上、ゴルフは切り離せない大事なコミュニケーションの場でもあるから尚更だ。
シンガポールには、公共のゴルフ場を除いて13のプライベートゴルフクラブがある。東京都23区ほどの大きさのシンガポールにそれだけのゴルフクラブがあるのだから驚きだ。ゴルフコースの美しさもさることながら、プレイ前後も充実の時間が過ごせることにこそ、ゴルフクラブの醍醐味がある。ひと昔前までは、成功者の証の如く、驚く程高値だった会員権も、市場の原理の中で手に届く範囲に落ち着いている。個人のライフスタイルにゴルフクラブを取り入れることも実は可能になって来たのである。しばし日常から離れて広々としたグリーンでドライバーを振り切ってナイスショットを打ち出したいのは男性も女性も同じ。次世代の藍ちゃん、タイガー・ウッズを目指して子供にゴルフを習わせる親心を見かけることも珍しくない。という訳で、理想のゴルフライフを垣間みるべく、今回のアジアエックスでは、シンガポールで名門の呼び名の高いラグーナ・ナショナル・ゴルフ・アンド・カントリークラブの魅力を徹底分析する。
このホールの特徴として、グリーン手前から右奥まで池に囲まれ、左には深いラフ、ポットバンカーが配置された非常にチャレンジングなホールです。
我々プロでもなかなかパーを取ることに苦労させられるコースですね。
皆さんにアドバイスを送るとすれば、ズバリ、ボギー狙いで行くことをお勧めします。
大き目のクラブで厄介者の池を避けて、左のラフ狙い。2打目で寄せて、2パットと攻めていくと良いでしょう。
ラグーナ・ナショナル・ゴルフ・アンド・カントリークラブ(ラグーナGCC)は、チャンギ国際空港から車で約10分、シンガポールでも有数の名門ゴルフクラブ。1991年にオープンして以来、そのゴルフコース、クラブの設備の充実ぶりなどから、国内外に広く知られているクラブだ。現在、約2,000人のゴルフ会員と約1,000人のクラブ会員を擁しており、在シンガポールの日本人駐在員なら、まず知らない人はいないだろう。広々としたクラブハウスに一歩足を踏み入れると、ロビーの先にゴルファーズテラスというカフェがあり、その先に広大に広がるグリーンの眺めがとても印象的だ。日本人好みの手入れの行き届いた美しい36ホールのゴルフコースとレストラン等の充実の設備があることで、企業向けのおもてなしにも間違いないゴルフクラブだというのも自ずと納得できる。シンガポール人の実業家、ピーター・クィー氏がオーナーで、ゴルフコースやクラブハウスの質にとことん拘る彼の方針がそこここに見られ、名門ゴルフクラブならではの一流のサービスと設備を提供している。ラグーナGCCでは、メンバーの要望には極力答えるというフレキシビリティーとフレンドリーなサービスをモットーにしており、根強い人気を支える理由になっている。
年に数回、世界のプロが集まるゴルフトーナメントが行われるラグーナGCC。中でも、OSIMシンガポールマスターズは、60名を越える世界の強豪プロ達が集まる本格的なもの。100万米ドルの賞金をかけてそれぞれがしのぎを削る。2004年はコリン・モンゴメリーが、そして2005年はニック・ドーティーが覇者となった。毎年かなりの観戦者が訪れ、注目度も高いトーナメントだ。また、アジアで有数の女性ゴルフトーナメントSAMSUNGレディースマスターズもラグーナGCCで開催されている。
ラグーナGCCには、これらプロのトーナメントが開催されることで有名なマスターズコース、より一般向けのクラシックコースの合計36ホールがある。設計は、日本でもお馴染みのピート・ダイ氏で、その水を絡めた造形美(グリーンの配置や形状または木々、池、バンカーなどのより効果的に配置し、戦略性を高めたり威圧感を引き出したりして人工的に作り出された美しさ)と景観美の調和が絶妙だ。マスターズコースの方は、スコットランド式のリンクススタイルで、フェアウェイはうねっている。クラシックコースの方は、水が絡むホールが少なく、フェアウェイのうねりも少ないので難易度はやや低いという。このマスターズコースは、実際7113ヤードと距離が十分あるコースだが、プロのトーナメントしか最長のブラックティは使えないので、通常は6622ヤードとなる。ピート・ダイ氏特有の、水で難易度を高める手法がふんだんに活かされ、グリーンの前面だけでなくグリーン両サイドまで池が食い込んでいるホールが多い。そんな幅の狭いグリーンを目の前に、スコアメイクの為の正確なショットが試される醍醐味がたまらない。中級者迄であればクラシックコース、中級者以上であればマスターズコースと、それぞれのレベルのプレーヤーが楽しめるという許容力も嬉しい。また、おまけではあるが、チャンギ国際空港へ着陸する飛行機がコースの真上を通る迫力も圧巻だ。
メンバーシップについては、通常、法人会員として企業が会員となるケースが多いと思われるが、シンガポールの名門ゴルフクラブの場合、どこも家族が使える個人会員となるケースの方が多いようだ。1990年代の初め、新旧を問わず、名門と呼ばれるゴルフクラブの会員権はその価値を上げ続け、15万シンガポールドル(約1,370万円)を裕に越えているゴルフクラブばかりだった。当時バブルとも言える景気のあおりを受けて、投機目的で会員権を買うのがステータスとなっていた時代だ。現在は、ラグーナGCCでも法人会員で10万シンガポールドル(約758万円)、個人会員が6万シンガポールドル(約455万円)にまで下がり、現実的なプライスに落ち着いて来ている。メンバーとしてのステイタスは勿論、思う存分ライフスタイルとしてのゴルフとその設備を堪能するために、外国人の我々でも個人で会員権を手に入れることを思案するのに悪くない状況といえる。もちろん、名義変更料をクラブに払えば会員権の売買、譲渡は可能。(名義変更料は法人会員4万シンガポールドル、個人会員1万5,000シンガポールドル)また、年間会員のシステムもあり、年会費1万8,800シンガポールドル(2年目から1万6,800シンガポールドル)で、スティーブンスロード近くの姉妹クラブ、ザ・パインズも利用出来るという特典がついている。
ラグーナGCCでは、マスターズコースで、メンバー同伴の上、週末・平日共にゲストは3名まで、クラシックコースは、メンバーによる予約で平日はゲスト7名まで、週末はゲスト3名までプレイする事が出来る。
海外にもメンバーシップ提携しているクラブが多いのがラグーナGCCの魅力。例えばドバイのエミレイツゴルフクラブや、ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ、香港のクリアウォーターベイゴルフ&カントリークラブなどは、バギー利用料金を払うだけでプレイが楽しめる。その他、ゲストとしてアクセスできるゴルフクラブも合わせると、イギリス、オーストラリア、日本を含むアジア各国40を越えるゴルフクラブでプレイできる。
ゴルフコースの美しさに象徴されるように、一日ゴルフクラブにいても充実の時間がすごせるよう、細部までの配慮に余念がない。クラブハウス全体の雰囲気もモダンでありながら、アジアンなインテリアがそこ、ここに効いており、シンガポールに居ながらにしてリゾート気分が味わえる。ロッカールームも清潔に美しく整えられ、サウナやホットバスまで用意されており、我々日本人にはとても嬉しい環境。
ゴルファーズテラスでの軽食、和食レストラン、本格広東料理の中華レストランなど、合計7つのレストランやラウンジがある。TPOに併せて選べるのはありがたい。何かのイベントを開催する際は、個室やファンクションルームを適宜アレンジできる。レストランやスパは一般のビジターも利用できる。メンバーは、それぞれ15%ディスカウントが受けられる他、サービス料10%がチャージされない仕組みになっている。また、ベビーシッターサービスのあるプレイルームや、子供の為のゴルフレッスンが受けられるゴルフスクールのキンダーゴルフなどが併設されている。
メンバーにも案外知られていないのが、ラグニータ・スパ。インドネシアのインテリアデザイナーの手によるというクラブハウスの雰囲気を受け継ぎながら、別世界のようなゆったりとした空間を作り上げている。一歩足を踏み入れると、バリのリゾートホテルにでもやって来たような気分になれるから不思議。男女別の個室が6つ、ハイドロセラピー等が受けられるプレミアムルームが4つ、プライベートにゆったり過ごせるカップルスイートが1室あり、アジアの粋を集めたマッサージ、フェイシャルなど、スパメニューの方も本格的。ボディラップやスクラブ、タイマッサージからアーユルベーダまで用意されており、フェイシャルはアンチエイジングからリンパに効くものまで8種類ある。トリートメントに使用するプロダクトも成分にこだわった質の良いものだけを使っている。
一日中コースに出たあとは、身体もお肌もしっかり、リセットするというゆとりこそ、クラブライフを満喫する贅沢というもの。リラックスルームでヘルシーなスパランチを頂く事も出来るので、ゴルフをしないパートナーもここで一日ゆっくり過ごせる。
アラカルトの利用もできるが、デイスパサンプラー(パケージ)の利用がおすすめ。2時間から4時間半までのコースがある。例えば、ボディスクラブ(死海のソルト、ハニーセサミ、ジンジャー等から一種)+ボディラップ(死海の泥パック、アロマオイルから一種)+ボディマッサージ(スポーツ、タイ式、バリ、アロマなどから一種)
ラグーナGCCのクラブハウスには、シンガポール国内では珍しい、ゲストが宿泊できるスイートル―ムが併設されている。2つのグレードがあり、どちらもスイートルームのスタイルなので、かなり広々としている。リビングルームとベッドルームが分かれており、簡単なキッチンもついているので、何かと便利。ゴルフコースを眺めながら、モダンアジア風のインテリアに囲まれ、街中のホテルでは味わえないくつろぎ感が得られる。クラブハウスのプールなどもリゾートホテル仕様なので、家族連れでものんびりと楽しいひとときが過ごせるだろう。
ラグーナGCCには日本人会員を中心とするグループ『星礁会』があり、定期的にコンペを開催するなど会員同士の交流も活発に行われている。
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山川様、コメントありがとうございます。
シンガポール島内のゴルフ場の予約につきまして、ビジターの方向けに現地の旅行会社でも取り扱っています。
下記のサイトで、メニューの中に「ゴルフ」とありますので、そちらをご覧になってみてください。
Trips International(日系の旅行会社です)
http://www.trips.com.sg/
投稿者 編集部 : 2008年11月27日 22:47
シンガポールのゴルフ場予約はホテル到着後、現地で可能ですか。
不可ならどうすればよいですか。
回答ください。
予定は2009年-2月です。
山川 弘
投稿者 Hiroshi Yamakawa : 2008年11月23日 09:26