アデノシンが髪に効く -- 資生堂「薬用アデノゲン」

「髪は女の命」とも言われますが、女性だけに限らず、男性にとっても外見を左右する大きな要素です。ドッグイヤーとも言われる現代の世の中、ストレス増加や食生活の変化等が原因かどうかわかりませんが、従来、中高年男性に多く見られた脱毛や薄毛の悩みは、最近は若年層や女性にも確実に拡大しているようです。
命を左右することがないために、徹底的に研究されてこなかった分野とも言えますが、最近の世界的な需要拡大のため、医療機関等でも、毛髪専門に取り組む医師が増えてきています。それに伴い、近年では毛髪に対して様々なことがわかってきました。
そのような中、資生堂では1970年代から他社に先駆けて本格的な発毛メカニズムを研究し、育毛剤の開発に着手してきました。毛髪対策にはいろいろありますが、まずは一番安心簡単かつ低コストのヘアケアといえば育毛剤です。資生堂では研究の結果、画期的な育毛剤を開発するに至ったのです。
薄毛の原因
薄毛の原因には、様々な要因があります。一般的には遺伝が大きく関係していると言われています。実際に1916年にオズボーンという人物が発表した研究結果から始まり、その後も薄毛は遺伝に関係するという研究が多く発表されています。しかし最近の研究結果から、単純に親が薄毛だから遺伝するとか、隔世遺伝だとかいったことは俗説に過ぎず、遺伝因子だけでなく、それが発現するかを決定する別の因子があることが明らかになってきています。その因子とは、食生活、ストレスの強弱等を主要因として複雑に絡み合ってるようです。つまり、薄毛は遺伝だと簡単に諦める手はなさそうです。
ヘアサイクルの仕組み
薄毛を直接定義すると、ホルモンの変化による毛髪へのエネルギーの供給不足ということになります。難しい説明は省きますが、男性ホルモンの変化により、毛髪の代謝調節に必要な物質の活性が低下し、毛母細胞が毛乳頭から十分な栄養を補給することができず、エネルギー不足の細い髪になるというメカニズムです。この栄養不足が原因で、不健康な髪のサイクルが3〜5年であるところを3〜6ヶ月で抜けてしまうのです。これでおわかりのように、毛髪には1本づつヘアサイクルがあり、一度抜け落ちても、また生えてくるのを待っている休止状態の毛根もあるわけです。薄毛の定義は難しいですが、実は毛包と呼ばれる毛髪が生えてく場所の数は、生まれる前に決定し、その数は変わりません。見た目に薄毛になるのは、
- 毛髪自体が細くなる
- ヘアサイクルが短くなり抜け落ちるのが早くなる
という2点が原因なのです。
逆を言えば、この2点を解消できれば、薄毛は改善するのです。
資生堂の発見
資生堂の研究の結果、男性型薄毛では、発毛促進因子(FGF-7)が半減していることがわかりました。さらに、同社ではバイオサイエンス研究の成果として、この発毛促進因子に効くアデノシンの育毛効果を発見、徳島大学と共同で研究を行ってきました。アデノシンはもともと人間のDNAの構成成分である核酸の一種で、人間の体内にも存在する「生体内薬用成分」です。よって体内での分解が早く、すみやかに作用します。アデノシンの主な効果は下記の通りです。
- 発毛促進因子の産生:毛乳頭に作用し、毛髪の成長に不可欠な発毛促進因子を産生する。
- 毛根の成長期延長:成長期の毛根が退行期へ移行するのを防ぎ、成長期を延長する。
- 血行促進:毛根に酸素を供給する。
これらの効果は多くのパネリストの協力を得て、実際に育毛効果や酸素供給効果が実証されています。これらの研究結果を踏まえ、同社ではアデノシンを医薬部外品の有効成分として申請し、2004年に厚生労働省から承認を受けています。
瞬く間に大ヒット!
2005年に発売された、「薬用アデノゲン」は男性を中心に高い支持を得、日本では発売10ヶ月で102万本を突破しました。そして、ついにシンガポールでも満を持して発売! 計画対比150%と当地でも絶好調です。パネリストのうち94.1%に改善が認められたという、このアデノゲン。朝晩2回のアデノゲン+マッサージにより、個人差はあるものの平均6ヶ月で効果が現れるとのこと。常夏のシンガポールで髪の健康に悩んでいるあなた、このアデノゲンを試してみる価値は十分にありそうです。
※シンガポールの資生堂ショップで発売中。薬局では発売していませんのでご注意ください。
アデノゲンは、資生堂ショップでお求めください
- 伊勢丹スコッツ
- 高島屋
- 西友ブギス
- CK Tang
他、各デパートの資生堂ショップにて発売中
150mlS$88(1日朝晩2回の使用で約1ヶ月お使い頂けます)
資生堂「薬用 アデノゲン」
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.081(2006年09月04日発行)」に掲載されたものです。
文=
AsiaX編集部