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ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンター通信

2014年11月3日

小さい子供は「肘内障」にご注意を!!

お子さんと手をつないで歩いている時に、転びそうになったので助けようとつないだ手を引き上げた途端泣き出した――これが典型的な「肘内障」の発生過程です。肘内障では肘関節にある輪状靭帯(りんじょうじんたい)から橈骨頭(とうこつとう)が引っ張り出された状態になり、動かすと痛みが出るので手を動かさなくなります(下図左)。肩が抜けて動かなくなった、と受診される方がいますが、本当は肘が問題なのです。

肘内障は、2~4歳位によく発生します。幼いうちは橈骨頭が小さいためにちょっとした事で抜けてしまうのですが、成長して橈骨頭が大きくなると抜けにくくなっていきます。

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発生した状況についての問診と、姿勢(前腕を内側に回したままで動かさず、さらに手を上げない)を医師が見れば、瞬時に診断は付きます。

治療方法は簡単で、外れた橈骨頭を輪状靭帯の中に戻してやるだけです。外れた場所を触りながら手を外側にひねりつつ肘を曲げていくと「コキッ」という小さな音とともに元の位置に戻ります。その後はお子さんも何事もなかったかのように泣き止んで痛みの訴えもなくなり、普通に手を使うようになります。

とは言うものの、実際に肘内障を発症したお子さんを診る時は、少しでも動かすと痛いと泣くので、毎回心を鬼にして整復しています。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.268(2014年11月03日発行)」に掲載されたものです。

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