2019年7月25日
『苦しかったときの話をしようか』
ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 森岡 毅 (著)
30代が目前に迫り人生に迷いを感じ始めていた。この先自分の道はどこに続いているのか、自分は何を持っているのか、はたまた何ができるのか。そんな折、著者が自らの娘へ働くことの本質を説いた本書は、自らのキャリアを見直し、将来の地図を描く参考になった。
働き方の本質というよりは、自己啓発本の側面が強いが、これから就職活動をする人や転職を考えている人に留まらず、働く全ての世代の人が、それぞれの環境の中で、今より一歩前に進む活力をもらえるのではないか。
いつか子供を授かった際、著者のように自らの経験でそっと手助けをできるような人に私はなりたい。(シンガポール紀伊國屋書店 宇都宮)
森岡 毅 (著)
ダイヤモンド社
ISBN-13 : 9784478107829