シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP不動産探しで注意したい、中華正月(春節)の影響 : 2017年

シンガポール不動産「耳寄り情報」

2017年1月23日

不動産探しで注意したい、中華正月(春節)の影響 : 2017年

317web_PacificNet筆者がシンガポールに赴任した1986年2月9日は偶然にも春節の元日で、店舗やレストランのほぼ100%が閉店でした。近年は2日目から営業を再開するところも多く「今は昔」の感がありますが、不動産関係者の多くは実質最低でも1週間は休業となる為、不動産探しや改装工事・修理などが大きな影響を受けます。今年の中華正月(春節)は、1月28日(土)からです。

 

 

オフィス賃貸:
一番大きな影響を受けます。オフィスの内装工事(新装・原状復帰工事)の職人はマレーシアや中国からの出稼ぎが多く、帰省で半月ほど不在にするのが通例。さらに、中華正月前に引渡す案件に労力を集中するため、今の時期から、2月半ばまではオフィスの内装工事は、大変難しくなります。住宅のペンキ塗りや床磨きなどの大工仕事も影響を受けます。

 

住宅賃貸:
例年2月半ば~4月末は、日本人駐在員の住宅探しの「ラッシュ・アワー」。年間の人事異動のほぼ半数がこの時期に集中します。今年は、中華正月で家主や家主側エージェントの活動が停滞する「松の内」が1月末~2月8日(水)頃となるので、2017年の「住宅探しラッシュ」のスタートは2月10日頃からになるでしょう。

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