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ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンター通信

2016年12月5日

本当に怖い幼児期のタバコ誤飲

タバコ誤飲の問題は、タバコの葉の中に含まれるニコチンが体に吸収されて急性中毒症状を起こすことにあります。ニコチンの致死量は乳幼児の場合10~20㎎とされており、これはタバコ0.5~1本分に相当します。

 

しかし、タバコの葉そのものを口に入れても苦みですぐに口から出すことが多いため、大事に至ることは少ないとされています。それよりも注意が必要なのは液体に溶け出たニコチンを飲んでしまうことなのです。「家では誰もタバコを吸わないし、ニコチンの入った液体を飲むはずがない」と思うかもしれません。

 

しかし、人々が集まるBBQを思い出してください。液体の入った缶の中にタバコを入れて火を消している人はいないでしょうか?実はこれが一番危険なのです。この液体を間違って飲むとニコチンが含まれている液体があっという間に胃に到達してしまいます。ニコチン中毒の急性症状としては吐き気・嘔吐、脈拍増加、呼吸数増加、ふるえ、けいれんなどが起こります。
何とかすぐに対処しなければと水や牛乳を飲ませると消化管でのニコチンの吸収量が増えてけいれんなどの重篤な症状が出る可能性が高くなり、逆に無理に吐かせると誤嚥して肺炎を起こす可能性が出てしまいます。ニコチンの水溶液を誤飲したときはすぐにA&E(救急外来)で受診するようにしましょう。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX vol.315(2016年12月5日発行)」に掲載されたものです。

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