シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP日本脳炎:日本以外だからこそ要注意

ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンター通信

2016年9月5日

日本脳炎:日本以外だからこそ要注意

日本脳炎は名前に「日本」とあるため、日本でしか発生しないと思ってしまうかもしれませんが、日本でそのウイルスが分離されたことでその名前が付いています。実際にはオーストラリアを含め、東南アジア全域でその感染の可能性があります。
日本脳炎は、蚊に刺された6~16日後に高熱、頭痛などの非典型的な症状が100~1,000人に1人の割合で見られるのみで、その他の大部分は感染しても症状が出てきません。しかし、症状の出た250人に1人の割合で急な高熱、頭痛、首の筋肉の硬直、見当識障害が見られ、さらにこれらの症状が出現したうち30%程度の人が死亡すると言われています。また、生存してもその20~30%に麻痺や痙攣などの後遺症が残ると言われており、注意が必要な病気です。

 

治療方法は特になく、抗ウイルス薬も効果的なものはありません。症状を和らげるような対症療法を行って全身状態が落ち着くのを待つしかありません。
予防について、日本では定期接種を実施しているため、年間10名程度しか発生していません。しかし多くの国では任意接種となっており、毎年1万4,000~2万人が死亡していると言われています。シンガポールでの発症例はほとんどありませんが、近隣国では実際に発生していますので予防接種を怠らないようにしましょう。

提供=ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンターHJMC Logo

移転しました 176 Orchard Road, #06-05 The Centrepoint, Singapore 238843
TEL : 6733-9785(日本語)
Email : japanese@healthwaymedical.com

Twitter: HealthwayMed


 

※健康診断、総合診療、各種予防接種、歯科診療、針灸診療など ヘルスウェイ専門医へのご紹介、日本語サポートサービスを行います

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX vol.309(2016年9月5日発行)」に掲載されたものです。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP日本脳炎:日本以外だからこそ要注意