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シンガポールモザイク

2015年8月17日

見に行く価値あり サンセットの名所

赤道直下にあるシンガポールは、日の出が朝7時頃、日の入りが午後7時頃と通年でほぼ一定しています。朝日を拝むことは眠かったり、通勤の支度で忙しかったりして難しいかもしれませんが、夕焼けならちょうど会社帰りに見ることができます。夕焼けウォッチングは気軽&ロマンティックなアトラクション。多様な変化に満ちた夕刻の空の表情をレポートします。ちょっと足を延ばしてサンセットスポットに出かけませんか?

シンガポールの日の出、日の入り時刻は国家環境庁のウェブサイトで確認できます。
www.nea.gov.sg/weather-climate/forecasts/sunrise-sunset-timings

 

潮風に吹かれ、バーで飲みながら待つトロピカルリゾートのサンセット
セントーサ・シロソビーチ


南の島のビーチリゾートでサンセットを体験したいという人におすすめなのがセントーサのシロソビーチ。手軽に行けてトロピカルリゾートの雰囲気のサンセットを楽しめます。砂浜で潮風を心地よく感じながらサンセットを待つと、この日は午後6時45分ごろから砂浜が続く彼方、海の上の空に白くまばゆく輝くくっきりと丸い夕日が、周りの空とビーチを淡いオレンジ色に照らし出しました。しかし午後7時には夕日は厚い雲の壁の向こうに隠れてしまい、見えなくなってしまいました。シロソビーチにはバーが軒をつらねているので、カクテルを飲みながらサンセットを待つのはいいアイデアですが、くれぐれも飲みすぎてサンセットを見逃さないようにしましょう。

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撮影日:8月1日。シロソビーチへはビボシティ3階のセントーサ駅からセントーサ・エキスプレスで終点ビーチステーション駅下車、徒歩約5分。

 

“働く”シンガポールの海を赤く染めながら沈む夕日
ラブラドール自然保護区


海沿いに公園が広がるラブラドール自然保護区は散歩やジョギング、釣り、バーベキューなどを楽しむ人たちでにぎわう場所。午後7時前、海上に造られたコンテナターミナルの向こう側の空が、だんだん赤く染まってきます。この日は空が厚い雲に覆われて夕日は見えず。しかし、午後7時10分を過ぎたころ、空が明るくなってきた思うと雲の切れ目から鮮やかなオレンジ色の光を放ちながら夕日が姿を現し、ゆっくり地平線の彼方へ沈んでいきました。夕日が沈んだ後も空は夕日の名残を惜しむかのように赤く、多くの商船が行きかうビジネスの拠点として活躍する海を励ますように照らし続けていました。

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撮影日:7月25日。ラブラドール自然保護区へはMRTサークル線ラブラドール・パーク駅(CC27)から徒歩約20分。

 

ビジネス街の地上50階からパノラマの彼方に眺めるサンセット
ピナクルズ@ダクストン


ビジネス街に近いエリアにそびえるHDB団地ピナクルズ@ダクストン。地上50階にあるスカイブリッジから、無数のコンテナが並ぶマリーナベイやセントーサ、高層ビルが立つ街並みを一望する彼方に、サンセットを見ることができます。撮影日は夕方雨が降り、そのうち止んだものの夕日は見えませんでした。それでも午後7時前には雲の向うから、輝く光の柱がのびてきました。そして雲の輪郭が光で縁どられたと思ったら、雲の切れ目から真っ赤な夕日がゆっくりと降りていくのが見え、やがて雲の中へ。その時の空は夕日を隠す雲をはさんで上はまばゆいオレンジ色に、その下は赤に染まっていました。地上50階からの眺めはそれだけでスペクタクルですが、サンセット時にはいっそう魅力的です。

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撮影日:8月2日。ピナクルズ@ダクストンの所在地は 1 Cantonment Rd, Level 1。MRTタンジョンパガー駅またはアウトラムパーク駅から徒歩約10分。スカイブリッジはブロック「1G」にあり、1階マネジメント事務所前のキオスクマシン(Kiosk Machine)でEZリンクカードを使って入場料5Sドルを支払う(キオスクマシンが使えない場合は事務所窓口で購入)。ウェブサイト: www.pinnacleduxton.com.sg

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