シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP賃貸市場の今 「シンガポール中心部」

シンガポール不動産トレンド情報

2007年11月5日

賃貸市場の今 「シンガポール中心部」

賃貸市場が上昇し始めて1年余りが経過しました。賃料はまだ上げ止まる様子がなく、エリアによっては異常な上昇率を引き続き記録しています。
ここ2年ほどで、コンドの売買価格が1.5-2.0倍に上昇する物件が目立ってきました。新築物件に関しては言わずもがなです。それに乗じて、物件オーナーからの要求賃料が上昇しております。現在、更新時に30~50%以上の値上げ要求、更に住み替えで新たに物件をお探しの際は、それ以上の賃料を提示された方も少なくないようです。現在、2ベッドルームでS$4,000 (郊外S$3,300)、3ベッドルームでS$5,000(郊外S$4,000)以下では、物件がかなり限られてきたような感があります。
エリア別では、オーチャード周辺(ディストリクト09)は、賃料がS$8,000~10,000以上という物件が少なくありません。このエリアでは建て換えも盛んで、近隣が工事中でない物件を探すのも難しくなってきました。1~2ベッドルームも、オーチャード付近のサービスアパート在住者が、サービスアパートの賃料高騰で契約更新を断念されてコンドに移られることもあり、更に空き室が減少して賃料が上昇しているようです。ちなみにサービスアパートは、2年前に比べ場所によっては50~100%以上上昇しております。
日本人駐在員の方が多いリバーバレー、ニュートン、チョンバル、レッドヒル、クイーンズタウン(ディストリクト03、05、10、11)なども同様です。築年数5~10年の物件が大半ですが、こちらは1~2ベッドルームの空きが極端に減少し、賃料も上昇しています。元々住宅地でファミリータイプの物件が多く、コンド内も3ベッドルームの割合が高いのですが、昨今の賃料の上昇でご家族でも2ベッドルームに移る方が増えているのもその要因です。単身でご予算が家族帯同者より低く設定されていると一番見つけにくくなっているのがこのエリアです。またこのエリアにあった古いプライベートアパート(ファシリティーなし、2年前ならS$2,000程度で賃貸できた物件)がどんどん取り壊され、新しいコンドなどの建築が予定されているので更に選択の幅が狭まっています。

協力=コンパス不動産

文=新納美紀

本記事の内容は物件、エリア、時期によって異なる場合があります。物件をお探しの際には最新情報を必ずご確認ください。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.109(2007年11月05日発行)」に掲載されたものです。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP賃貸市場の今 「シンガポール中心部」