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シンガポール不動産トレンド情報

2008年1月1日

物件探しのアドバイス「見学の時期」

これからお住まい探しをされる方に朗報です。
2007年12月現在、賃貸価格市場はまだ緩やかに上昇、一部エリアによっては横ばいの状態です。不動産売買・賃貸価格は高止まり感があり、ローカル個人投資家の間では、異常な経済変化がない限り、急激には賃貸価格も下落しないのでは、という楽観的な見方が一般的のようです。
ただ、不動産業者の立場で毎日の物件サーチ結果から検証しますと、賃貸物件の広告件数が、今年3~4月ごろと比較してかなり増加してきたように思えます。ある程度の下限(S$3,000)以下でお探しできる物件の数は依然限られていますが、何が何でも「売ること優先!」や、空き物件がないことに乗じて法外な言い値を唱えるオーナーは少なくなっていくでしょう。
住み替えをご検討の方は、現在の契約を更新しないと決められてから次の入居までに最大2か月、物件見学にかける時間があります。見学の初期は、まだ入居者がいらっしゃる物件のみに絞られて見学されることをおすすめします。また、この時期のアポイントは、入居者の予定に左右されるため、1件だけでも、できる限り時間を調整して見学してください。配偶者の協力が得られる場合、配偶者の方のご都合のいい日時を複数いただき、先方と調節したり、物件の写真撮影ができない場合は、インベントリーリストを入手するなど、エージェント側でも工夫が可能です。まだ入居者がいる物件の良い点は、コンペティターが少ないこと(まだ物件価格の上昇を期待しているオーナーが多いので)、現在の相場賃料で契約可能なこと、家具付の場合、比較的追加リクエストが通りやすいことなどが挙げられます。
新規でお探しになる方も含め即入居ご希望の方は、とにかく短期決戦です。「家具付、エリア、ベッドルーム数、予算」など条件をエージェントに明確に伝え、空き物件に限定し、現場でできるだけ詳しく物件を見学し、気に入ったら、すぐオファーされることをおすすめします。物件数が増えてきたとは言え、この時期やはり「良い物件は誰にとっても良い物件」なので、すぐに決まってしまい、1週間先の週末まで待ってくれるものではありません。また、空き物件に関しては、こちらが「即入居可能」という条件はアドバンテージの1つです。

協力=コンパス不動産

文=新納美紀

本記事の内容は物件、エリア、時期によって異なる場合があります。物件をお探しの際には最新情報を必ずご確認ください。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.113(2008年01月01日発行)」に掲載されたものです。

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