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シンガポールモザイク

2013年10月21日

チリ、ペッパーだけじゃない「カニ料理三つ巴」

シンガポールはカニ料理王国!と叫びたいくらい、カニを使った名物料理がたくさん。そこで今回はあまりに有名なチリクラブやブラックペッパークラブ以外で、当地で愛されているカニ料理3種を紹介。記者はカニを食べているときが幸せです。読者の中にも「カニを食べている時が一番幸せ」という人もいるはず。そのような方とカニを賞味するクラブを結成するとしたら、名前はCRAB CLUB(クラブクラブ、略称クラクラ)で決まり。

 

ソルトエッグクラブ Salted Egg Crab

鮮やかな卵の黄色とカニの赤、ほのかな塩味とまろやかな卵

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.18見た目もきれいなソルトエッグクラブ。Irvinsの逸品はウェブサイトで当地ベストに選ばれたこともある。ソルトエッグクラブは5年前、リバーバレーに店があった頃に私の息子で店のオーナーのIrvin(イルビン)がシェフといっしょにつくり出した名物メニュー。行列ができるほど評判になりました。移転した今も人気です。」(Junyさん)。濃厚なソースは揚げ饅頭との相性抜群。ソルトエッグソースの家庭用パックも販売している。

 

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.25Irvins Live Seafood House

シーフードを中心に多彩なメニューが揃い価格はリーズナブル。個室や中庭風の空間もありパーティーにも便利。インドネシア出身のDra.Juny Intan Gunawan さん(写真)は、店の創業者であるIrvinさん(円内写真)のお母様。「Irvinは大学を出て22歳でこの店を開店し、今はジャカルタにも店を持っています」。

所在地:4 Jalan Leban, Upper Thomson Road, Singapore 577548
電話:6841-3002

 

コールドクラブ Cold Crab

スリランカクラブの質で勝負、カニそのものの味を楽しむ

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.30カニ本来のおいしさを味わえ、日本人にも人気のコールドクラブ。その発祥の店がLee Doだ。「私の父がスリランカクラブの販売業者に頼まれて考案しました。実は初めはChilled Crab(チルドクラブ)という名前でした。Chilli Crab(チリクラブ)と紛らわしいので、コールドクラブとなり今に至っています。当店で使うのは大きく、肉がしっかり詰まった野生のスリランカクラブのみ。生きたままスリランカから空輸しています」(Tangさん)。

 

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.35Lee Do (Cold Crab) Restaurant

コールドクラブだけでなく、中国・福州料理の名店でメニューも豊富。日本人客も多く、メニューには日本語も併記。「コールドクラブにはお好みで自家製チリソースやプラムソースなどを付けてどうぞ。自慢のBuddha Jumps Over the Wallスープもぜひご賞味ください」。

所在地:61 Ubi Avenue 2, #01-13 Automobile Megamart Singapore 408898
電話:6742-2181

 

クリーミーバタークラブ Creamy Butter Crab

リッチ&クリーミー&スイート、スパイスが絶妙にブレンド

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.41バタークリームソースとスリランカクラブの名コンビはシーフード・パラダイスで8年前に誕生した。「最初は現在のものよりもスープっぽい料理でした。パラダイスグループのCEOであるEldwin Chuaが研究し、揚げ饅頭を付けて食べやすいようにソースにとろみをつけ、白コショウやチリ、カレーリーフなどを加え、深い味わいを実現しました。濃すぎず、甘すぎず、カニの甘さもしっかり楽しめる。絶妙な味のバランスが当店のクリーミーバタークラブの特長です」(Paradise Group Holdings Pte Ltd)。

 

 

スクリーンショット 2015-06-30 6.47.45

Seafood Paradise at Defu Lane

シーフード・パラダイスはさまざまな飲食店を展開するパラダイスグループのブランドの一つで、海鮮料理の人気店。デフ・レーン店のほか、シンガポールフライヤー店、チャンギ空港第2ターミナル店がある。

所在地:91 Defu Lane 10, #01-01 Swee Hin Building Singapore 539221
電話:6487-2429

 

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.244(2013年10月21日発行)」に掲載されたものです。
文= AsiaX編集部

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