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熱帯綺羅

2011年3月7日

街の隣に広がる緑の中を気ままに散策「The Southern Ridges」

2008年5月に完成したサザン・リッジは、2000年代初めに、この一帯の丘ごとにある公園を遊歩道でつないで、人々が自然散策を楽しめるルートにしようという計画が都市再開発庁(URA)で浮上したのが始まり。MRTハーバーフロント駅の出口Dから地上に出てすぐのメラン・ロードがサザン・リッジの東のスタート地点、メラン・トレイル(Merang Trail)の入り口へと続いています。木立の間に作られた、ところどころ階段もある道をしばらく歩いていくと、マウント・フェ―バー・パーク(Mount Faber Park)に着きます。スタート地点からの標高差は70メートルほどですが、階段が効果的に配置されているためか登りのきつさをほとんど感じません。

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緑の葉が茂る木々の合間をジグザグに抜けるスチールの遊歩道、フォレスト・ウォーク。

 

マウント・フェーバー・パークを通り過ぎてから約1キロメートル続くフェーバー・トレイル(Faber Trail)は、舗装されて車も通れる道路。散歩コースとして、あるいは自転車のトレーニングコースとして利用する人も多いようです。その先には、波形のちょっと変わったデザインの橋、ヘンダーソン・ウェーブ(Henderson Wave)があります。全長274メートルの歩行者専用橋で、真下を走るヘンダーソン・ロードからの高さは36メートル。うねるような独特のデザインが、ウッドデッキの歩行用スペースの広々とした空間や見晴らしの良さとあいまって、不思議な落ち着きをもたらしています。夜間のライトアップに浮かび上がる姿も幻想的です。

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波型のアーチが並ぶヘンダーソン・ウェーブ。ライトアップは毎日午後7時から翌午前2時まで。

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ルートのあちこちに案内があるので、地図とにらめっこしながらのウォーキングでも安心。

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