2015年11月2日
立体式野菜栽培システムを導入した スカイ・グリーンズのシンガポール産野菜
新鮮、安心、美味しい!と信頼を得た野菜ブランド
出荷された野菜は、フェアプライス・ファイネストなどで購入できますが、人気のためすぐに売り切れてしまうそう。「スーパーマーケットでスカイ・グリーンズのパッケージを見つけたら、売り切れる前に一度手に取ってみてください。新鮮さ、みずみずしさ、食べれば美味しさを実感できることでしょう」と、同社会長のニアム・トンタウさんは語っていました。現社長のジャックさんは「最新技術を持って開発された同システムは、コスト削減も可能なので自信を持って勧められます。これからも、価値ある革新を生み出していきます」と笑顔を見せていました。
ジャックさんにはもう1つ、大きな夢があるといいます。それは、食物をはじめ多くを輸入に大きく頼っているシンガポールで、若者たちがもっと積極的に新しい技術に携わり、オリジナリティあふれる商品を増やしてほしいというもの。スカイ・グリーンズは、アイデア1つでシンガポールに新たな希望をもたらしてくれました。シンガポール産農産品がまだ少ない今、シンガポールはこれからが国産品の市場化が期待される時代だと言えるかもしれません。
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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.291(2015年11月02日発行)」に掲載されたものです。
取材:有田 紳介