シンガポール求人情報|AsiaX Jobトップページ シンガポール求人情報一覧 シンガポールエージェント紹介

特集

特集|エージェントからのメッセージ

「海外勤務の市場価値」~駐在員からの転職成功例~

プライムサーチインターナショナル川村千秋 氏

当社では管理職層を中心とした人材紹介を行っており、駐在員を含むシニア層(30代後半から50代)が転職のご相談によくいらっしゃいます。その半数は、海外勤務の経験を活かして日本で転職したいという方々です。日本では年齢制限が多く、求人情報を見る限りでは厳しい状況ですが、プロの適切なアドバイスを得て戦略的に取り組んだ結果、成功に繋がった例もあります。

A氏は50代前半。海外勤務歴は10年以上。シンガポールの前は欧米の通信サービス業界でMDを務め、シンガポールに転勤してきました。技術出身ではありませんが一貫してIT・通信分野で営業から経営管理をしてきた方で業界には精通しています。帰国命令が出て一旦日本に帰国しましたが、組織再編成のため不本意な異動となり、転職を決意しました。

彼の転職に関しての戦略は明確でした。「自分の精通する業界で、海外勤務で培ったネットワークを活かし、重要プロジェクトの責任者として現場を統括するポジション」を狙うというもの。この中にはいくつかの成功のキーワードが隠されています。まず「自分の精通する業界」。業界知識とビジネスプロトコールが理解できている。これは当然です。全く同じ業界でなくとも関連する業界でなければ、それまでの経験はゼロになります。そして、「海外でのネットワークを活かし」ですが、彼のネットワークは、積極的に日本人以外のビジネスマンと交流して築き上げられた、各国の政府筋、ローカル業界筋との人脈でした。これがあって初めて海外勤務の経験は評価されると言っても過言ではないでしょう。そして最後は「プロジェクト責任者として」の部分。大企業の社長や部長といったこれまでと同様のポジションは、長年その会社に在籍して各部門の隅々まで知り尽くしていないと指揮が取れないため、現実的には難しい話です。生え抜きの社員を飛び越えて大勢の部下を束ねる立場に立っても周囲との軋轢もあり充分な成果は見込めません。それならば、単独プロジェクトの陣頭指揮をとるポジションであればどうか?A氏の視点はそこにありました。それも社運を賭けた重要プロジェクトで、社内には対応できる人材がいないもの。自分の経験を活かして、小規模なチームでフットワーク軽く動き回り、結果も早く出せるもの。成果が出るまで10年もかかるプロジェクトでは話になりません。入社1年後、彼はそれを見事に成し遂げました。役員直属のポジションでしたから会社の上層部との意思疎通もスムースで、彼の力量を認識させるにも時間がかからなかったようです。

冷静な市場分析に基づいた明確な目的意識の形成。戦略はそこからスタートします。

プライムサーチインターナショナル

※2009年8月3日(月)よりオフィス所在地・電話番号・Faxが以下に変わりました。

  • 81 Clemenceau Avenue #04-15/16 UE Square Singapore 239917
  • 6830-8435(川村:9176-0423)
  • Fax:6830-8228
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.149(2009年07月20日発行)」に掲載されたものです。
前の記事

エージェントからのメッセージトップページ

次の記事

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

この記事に関するコメントを投稿

ページの先頭に戻る