いよいよ最終回となりました。今回は面接に際しての心掛けをまとめます。
まず、応募先企業が事前にわかっている場合は、少なくとも関連するウェブサイトには目を通しておくべきです。こうしたところからも面接官は候補者の意識の高さをチェックしています。
面接はお互いがお互いを選びあう場ですから訊かれた質問に答えるだけではなく、積極的に質問をする姿勢が評価されます。とくにシニアポジションでの面接は「あれができる、これができる」で終始するのではなく、その業界や企業に対する自分なりの考察を述べ、自分の経歴からどのような貢献ができると考えているかをアピールする必要があります。成功した面接とは、終了した時点で双方共にその候補者の組織内での活躍が具体的にイメージできることです。実際の例ですが、企業の直面している問題について限られた情報の中から解決策を求める質問をされた候補者がいました。彼は一晩かけて自分なりに問題分析を行い、パワーポイントを作成し、後日CEOの前でプレゼンを行いその場でGM職に採用されました。自分の業界知識、分析能力、問題解決力とプレゼンテーションスキルを全て証明した結果でした。
熱意をストレートにアピールする候補者がいる反面、入社願望があっても冷静さをアピールするためか意図的に冷めた対応をする候補者もいます。しかし、そうしたTRICKは必ず相手に見抜かれるものです。対等な立場での面接ですから意に沿わない場合は辞退も可能。ならば終始一貫して誠実かつ真摯な態度で臨むべきでしょう。ハードスキルは書類でも確認できますが、面接でなければ確認できないこと。それは「相手が信頼に足る人物であるかどうか」の判断です。
組織を任せるに足りる人物であるか。今後の職業人生を託すに値する会社であるか。それをお互い見極めるのが面接だと思うのです。
まだまだ伝えきれなかったこともありますが、それはパーソナルカウンセリングの場で直接お話しいたしましょう。
文=プライムサーチインターナショナル MD 川村 千秋
※2009年8月3日(月)よりオフィス所在地・電話番号・Faxが以下に変わりました。
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