職務経歴書と共に大切なのがカバーレターです。日本では一般的ではないようですが、海外では応募にあたり不可欠な存在であり、カバーレターもなく職歴書だけを送りつけてくる応募者はその段階で落選させる企業もあります。志望動機などと共に自分の経歴でアピールできる点を簡潔に1ページにまとめたレターのことですが、数多くの書類を選考する側にとっては職歴書に細かく目を通さなくてもその方のアピールポイントがわかりますし、応募者にとっては英文作成力の証明にもなります。実際、新聞などの求人広告では多数の応募書類が寄せられるわけですから、カバーレターで簡潔に自分を売り込み、職歴書にも目を通してもらえるようにすることは重要です。
また、カバーレター、職歴書ともに求人広告に応募する場合はそのポジションに焦点を絞って書き、人材紹介会社へ送る場合はむしろ対象を絞り込まずに可能性のあるポジションであれば前向きに考えたい旨を伝えます。応募先企業が決まっている場合にはこの段階で下調べをし、「なぜこの会社なのか」「自分はどのように貢献ができるか」を明確に述べます。
文末は書類に目を通してくれた担当者に感謝する言葉で締めくくり、自筆でサインをして職歴書と共に送ります。
応募者の中には「自分は中身で勝負、書類は形式的なツールに過ぎない」と考える方もいますが、相手は面識もない赤の他人です。応募者が自分自身を書面で充分に表現できなければ、面接をする価値を見出してもらうことは難しいでしょう。
連絡先は個人のメールアドレスや携帯、自宅の電話番号など必ず本人と連絡が取れる先を記しましょう。会社のメールアドレスや電話番号を書くことは会社のツールを私用に使う人物だと受け取られます。日中、連絡が取れない場合は確実に連絡が取れる時間帯や方法を記します。担当者はこうした部分からも応募者の誠実さや相手の立場に立って行動が取れる人物であるかどうかを判断します。
文=プライムサーチインターナショナル MD 川村 千秋
※2009年8月3日(月)よりオフィス所在地・電話番号・Faxが以下に変わりました。
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