今日では定型の履歴書フォームを使うことは少なくなり、自由書式で経歴書を作成することが一般的になりました。ここでは「採用担当者の目に留まる経歴書」の一例をご紹介したいと思います。
経歴書に必要な項目は一般的にObjective、Summary、職歴、学歴、免許資格・ビザの種類、現在および希望する待遇条件、照会先などがあげられます。
まず、Objective(ビジョン)と題して「自分はどのようなキャリアを求め、どの分野で貢献したいと考えるのか」を最上部に1~2行で書きます。求人中のポジションに応募するのであれば、その内容を反映させます。次にSummary(職歴概要)として「職歴の要約」を5行程度にまとめます。例えば「シンガポールの○○業界で法人営業を3年、その後、東南アジア全域の営業統括を5年、△△業界を中心に顧客を何社程度持ち、どの分野に深い業務経験を持つ」という内容です。多くの応募書類が寄せられる場合、このSummaryがどれだけ求人内容に一致しているかで判断されます。人材紹介会社の場合も、まずこのSummaryで応募者の経歴を把握しますので、端的かつ記憶に残る書き方をすることが大切です。
職務経歴の年号は西暦に統一し、直近から過去にさかのぼる形で書きます。会社の事業内容も1~2行にまとめて添えると良いでしょう。業界外の人が読んでもわかることが重要です。所属部署も「営業第一課」などではなく具体的役割が理解できる表記をします(金融法人担当営業部など)。職務内容は実際に行った仕事内容を主な順から具体的に箇条書きします。リポーティングラインを記せば本人の組織内での位置付けがわかり、人的なマネジメント規模についても理解できますのでお勧めします。
次回は貢献度、退職理由、希望待遇条件の表記方法などに加え、書式やページ数、保存形式などの詳細についても具体的にアドバイスをしたいと思います。
文=プライムサーチインターナショナル MD 川村 千秋
※2009年8月3日(月)よりオフィス所在地・電話番号・Faxが以下に変わりました。
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