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特集|失敗しない採用のコツ

経理資格からみた経理の人材の選考

一般経理職の場合

簿記資格はロンドン商工会議所公認のLCCIという資格が一般的です。LCCIは16歳以上でOレベル相当の学歴があれば受講できるコースです。伝票整理、タイプ、ファイリングの仕事内容でジュニアアカウントアシスタントの人材をお探しの場合、LCCIの簿記コースElementary(初級)Intermideditae(中級)のCertificateを取得しているか否かを参考にされると良いでしょう。部分的な経理事務でアカウントアシスタントをお探しの場合、LCCI Intermediate Certificate、Aレベル、あるいはDiploma in Accountingを取得しているかを参考にされると良いと思います。Diploma in Accounting はLCCIの他に、現地のポリテクニック、プライベートスクールで取得できます。部分的な経理事務の経験が2~4年程のSenior Accounts Assistantをお探しの場合、Diploma in Accounting取得者が参考基準になると思います。フルセットの経理の経験が2~4年程度のAccounts Executiveをお探しの場合、Diploma in Accounting取得者またはそれ以上のHigher Accountingのコースを受講している方が参考基準になります。

その他の資格で一般的なのがAAT(The Association of Accounting Technicians)という英国の経理資格で、経理職を目指しているがAレベルを保持していない人材を対象にしているものです。AAT取得者は、シニアアカウントクラークのポジションに応募できるぐらいのスキルです。このAATとDiploma in Accountingの両方を取得していればアカウントアシスタントポジションに応募できるぐらいの知識があるとされてます。

マネージャークラスの資格

4~5年ぐらいの経理のマネージメント、ジュニアアカウントのスーパーバイザーをお探しの場合、Degree/ACCA/CPA資格がポイントとなります。ACCA(Association of chartered Certified Accountants)とは、英国の公認会計士のライセンス資格。CPA(Certified Public Accountant)とは米国の公認会計士のライセンス資格です。6年以上の経験のある財務マネージャーをお探しの場合、DegreeとCPAが必需資格になります。

※一般経理職の場合、資格を保持していなくても企業内での研修や実務経験で実績を積んでいる人材が沢山います。経理系ポジションの人材は、実際にどのぐらいのボリュームで具体的にどこまで経理のリスポンシビリテイーがあったか?将来的にどのような資格を目指しているか?等の人材の今後の展望をご確認されると、将来の人事の参考になるかと思います。

文=アデコ 日本語部門 ブランチマネージャー 渡辺尚美

アデコ 日本語部門

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.111(2007年12月03日発行)」に掲載されたものです。
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