シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX求人TOP第22回 エリアターゲティング(旅行中の方を ターゲティング)

2019年5月25日

第22回 エリアターゲティング(旅行中の方を ターゲティング)

シンガポールで商売をしているけれど、GWなど日本人観光客が増える時期を狙って、日本人観光客をターゲットにしたいと思った事はありませんか?そんな方のために、ほんの数クリックで日本人観光客に絞込みを掛けて広告を出稿する方法をお教えします。

 

まずは広告マネージャを開きます。次に通常通り広告の目的を選択し、広告名を入力して次へをクリック。セグメントをする為の画面が開きます。今回注目するのは地域の箇所です。国や都市、住所などを入力する欄のすぐ上、地域の横に▼があります。何も選択しない場合は、デフォルトで「この地域のすべての人」になっているはずです。▼をクリックすると4つの選択肢が出てきます。シンガポールに旅行中の方々をターゲットにしたい場合は、「この地域を旅行中の人」を選択します。そうすると、ターゲットの最新の位置情報は「選択エリア内(シンガポール)」にあるが、普段の位置情報は離れた地域にある人を特定できます。基本は携帯のGPSを追いかけていますので普段は日本で位置情報が確認できるが、突然シンガポールで位置情報が拾えた方は、「シンガポールに旅行中」という判断がされ、ターゲットとなります。加えて日本人に絞ってターゲティングしたい場合には「言語」の箇所に「日本語」「関西弁」を入力、選択します。日本人のFacebookユーザーは言語設定を日本語または関西弁にされている場合がほとんどですので、これでシンガポールを旅行中の日本語、関西弁でFacebookを使っている方々をターゲティングできた事になります。

 

普段はみなさんの商売に関連するキーワードなどを入力して更なる絞込みをかけていると思いますが、今回のケースはキーワードでの絞り込みはお勧めしません。旅行者に限定すると元々のターゲティング分母が小さくなるので、キーワードでは絞り込まずにそのまま予算を入力して出稿する方が効率的です。これから夏休みや、年末
年始など観光客が増える時期に是非使ってみてください!

web325_IMG_6803

著者プロフィール   

菅 和義

Communications Factory Pte Ltd (Founder & Social Media Guru)
Hallo Pte Ltd (Founder & CEO)
市場とのコミュニケーションを円滑に行うためのクロスメディア・マーケティングおよびキャンペーンのスペシャリスト。最適なメディアの選定から立ち上げ、運用までを支援している。クライアントは日本、シンガポール、欧米の飲食、航空、メディア、建築デザイン、美容、車関連企業などさまざま。ビジネスにおけるFacebookやSNSの活用、各ビジネスに最適なソーシャルグラフ、データベースを活用したマーケティング手法についての講座、講演もグローバルに行っている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX求人TOP第22回 エリアターゲティング(旅行中の方を ターゲティング)