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シンガポール就職&転職 企業が求める人材像

2017年6月23日

NIKKEI GROUP ASIA PTE LTD 自分の考えをしっかり持ち、相手にきちんと伝えられる人

Deputy Managing Director 安部 真木さん 業種:マスコミ

◆御社の事業内容を教えてください。

当社は、前身の日経アジア社を通じて1990年からシンガポールで事業を展開しています。当時は、看板商品である日本経済新聞の東南アジア地域での配達、現地ローカル企業への広告営業の2つが主な事業内容でしたが、成長著しいアジアでの新たな収益源を開拓するための司令塔として経営体制の刷新が必要だと考え、2014年4月に現在の日経グループアジア本社となりました。

 

現在の事業内容は大きく分けて3つで、1つ目は1990年から続けている日本経済新聞の配達です。対象地域はシンガポールを含む東南アジア地域で、主に現地の駐在員や日系企業に配達しています。2つ目は、日経電子版の営業です。デジタルに慣れた若い世代や女性も手に取りやすく、アジア圏でのさらなる利用者獲得を目指しています。3つ目は、アジア地域の経済ニュースを英語で伝える媒体「Nikkei Asian Review」の営業です。世界約40ヵ所にある支局の取材網を活かし、毎日更新されるウェブと週刊の冊子で、成長著しいアジア地域の経済の実情を発信しています。

 

◆最近、注力していることはありますか。

シンガポールを含むアジア各国で、2017年3月から始めた日経電子版の企業向け上位サービス「日経電子版Pro」の営業に力を入れています。通常の日経電子版に、日系企業の人事情報が確実に収集できるサービスや、チームで記事を共有できるサービスなどを加えました。充実した情報サービスを提供することで、アジアに進出する日系企業のお役に立ちたいと考えています。
職場の雰囲気を教えて下さい。

 

当社では日本人駐在員が10人、現地採用の日本人社員が2人、ローカル社員が5人の計17人がアットホームな雰囲気の中で働いています。この他にも、日本経済新聞の記者や2015年から新たに日経グループに加わったFinancial Times社の社員が同じオフィスで働いており、お互いにコミュニケーションを取りながら仕事をしています。同じオフィス内に様々な職種、専門の人がいるため、仕事を通して今までになかった新たな視点や価値観が得られることも多く、学びの多い職場だと感じています。

 

◆御社で働く魅力は何ですか。

当社はシンガポールに限らず、南アジアやオーストラリア地域にも多くの取引先があります。各国で幅広く事業を展開しているため、少なくとも月に1、2回、多い人だと月の半分は海外出張に行くことになります。様々な国や地域の人と仕事ができるので、とても刺激的だと思います。

 

◆求める人材像を教えてください。

自分の考えをしっかりと持っていて、その考えを英語でも日本語でも相手にきちんと伝えられる人がいいですね。また少数精鋭のため、横のつながりを意識しながらチームで仕事をする力も求められます。募集する営業職や事務職に関係なく、採用時には資格の有無や職務経歴よりも、直接会って話ができる面接での印象やフィーリングを重要視しています。社交性や、ポジティブな思考を持っている人と一緒に働きたいと思っています。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.323(2017年7月1日発行)」に掲載されたものです。

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